たらばがにと言えば、北海道を代表するかにの一つ。実は、かにという名前が付いていますが、足が4対の8本しかないヤドカリの仲間です。
たらばがには、タラ(鱈)の獲れる漁場にいるかにだったため、たらばかにという名前が付きました。主に、オホーツク海や道東沿岸が主な漁場で水揚げされますが、オホーツク海北やロシア海域で採れるたらばがにが主流となっています。
たらばがにの特徴は、他のかにに比べるとかにミソが少なく、苦味が少ないことが特徴です。また、軽く塩をふって網で焼くと、甘みが増して美味しい「焼きたらば」として頂くことができます。
特に、甘さを引き立たせる食べ方として、カニ酢を付けて食べるとたらばがに本来の味を堪能することができます。
Crab / matsubokkuriPR